ピッチャーズパーク
中野拓夢〜森下翔太〜佐藤輝明と三割打者が並ぶ打線が眩しくて、攻撃力が段違いのように思えますが、実際にはカープとそんなに大きな差があるわけではありません。
これまでの各試合における総得点の分布を調べました。前者が阪神の勝敗、カッコ内がカープの勝敗です。
0点 4敗(8敗)
1点 3勝7敗(2勝9敗)
2点 6勝12敗1分(6勝9敗2分)
3点 6勝6敗(6勝8敗1分)
4点 6勝1敗(1勝2敗)
5〜9点 11勝3敗(11勝3敗1分)
10点以上 6勝(2勝)
タイガースは、二桁得点が6試合、5点差以上で勝利したのが9試合(カープは2試合)もあるので、相手を圧倒しているかのようなイメージを持たされておりました。事実は、弱った相手にたたみかける残虐性(?)の違いだと分かります。
実のところ、接戦は彼らが望むところでない。後ろの投手はカープに分があるからです。
今季、両チームの戦いは、こんなスコアです(カッコ内は先発投手)。
4/3 広島(床田)2-4 阪神(村上)
4/4 広島(ターノック)5-7 阪神(大竹)
4/5 広島(栗林)2-1 阪神(髙橋)
4/25 阪神(村上)2-2 広島(ターノック)
4/26 阪神(大竹)1-0 広島(栗林)
5/15 阪神(大竹)0-2 広島(栗林)
5/16 阪神(村上)3-1 広島(森下)
5/17 阪神(才木)0-1 広島(岡本)
6/27 広島(床田)3-2 阪神(村上)
6/28 広島(岡本)3-12 阪神(髙橋)
7/3 阪神(大竹)1-5 広島(森)
何と甲子園(先に書いた方がホーム)では、6試合の全てが3点勝負(カープ防御率1、15)となっています。藤川監督が嫌う接戦の連続です。
阪神のホームラン数は57本ですが、本拠地甲子園では21本(佐藤9森下9大山2前川1)に過ぎません。ライトからレフトへ吹く浜風の影響で、左打者に不利だと言われており、バンテリンドームにホームランウイングが出来た今、12球団で一番本塁打が出にくい球場(ピッチャーズパーク)とされているってとこがポイントです。
カープ投手陣の被本塁打37(阪神は55)が両リーグ最少であることと合わせ、相性の良さ(ってほどでもないけど)に繋がっていると思います。単打3本を集中させて点を獲るのは、どこのチームも難しいという話です。
だからこそ、延長戦も辞さずとブルペンの人数を増やして欲しいんだなぁ。